何もかも忘れ去って

誕生日を迎えました。
晴れて16歳になった訳ですが、心は15歳。
そして今日はクラスマッチがあった。女子はドッヂ、男子はサッカー。
逃げ惑う私は醜い。キタナイ。
ラスト1人になるのは久しぶりでした。
昔はそれが、かなりのステイタスだったけれど、今では恐怖の祭りでしかない。
1人は怖い。視線恐怖に殺されるかと思った。
出番待ちの人間がコート周辺で見てる、叫んでる…という雑念がグルグル。
結局、ボールはスネに直撃し、自分の奇声とともに外野へ。
(痛くないのに「いたぁああ!」と叫んだ。条件反射?)
その間、外野から1人内野復帰した子がいたのでゲーム終了にはならず。
その子は頑張っていました。
それを見て更にうつのどん底になった。自分は能無しだ!って。
スポーツは、自分の無価値さを全面に押し出すいい道具になるので大嫌いだ。
これを打つ今、更にベコっとへこんでしまったので話題を他に移す。
クラスマッチの開会式中に、生活指導のエライ先生が私と、隣のクラスの子に
「これ終わったら担任の所に行くように。」と指示。
ちょうど私もその子も、列の後ろだったので競技に関係する事?とか思ってたら。
髪の毛のことでした。茶パツ。
私の髪は茶色い。らしい。それもそのはず、ミストで地道に染めてるもの…。
しかし、正直に言うはずがありません。
指導票切られるし、黒染めとか私、髪が重く見えてしまうではないか!
「毛先はぁ、髪伸ばしてるとぉ自然に茶色くなっちゃうんですー。」
「根元はぁ、自分ではよく分かんないんですけどどうですかぁ?」
「アイロンとか使ってないです…。」
嘘八百をスラスラと吐き出すと、先生は信じました。
そんな感じで「地毛登録」というものに申請することになりました。
平素からの態度が成功を呼ぶね。ほんとに。
そんなプチ・ハッピーな話。
友達から貰った「vow」を読もう。